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【慶應SFC】英語の授業中に意識しないと差がつくこと #1

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みなさんこんにちは。

学校生活はいかがでしょうか。

受験勉強において日々勉強時間を確保しようとはよく言われることだと思います。

ですが、自分で勉強する時間と同じかそれ以上に、みなさん学校の授業に費やしていると思います。この時間を適当に過ごすのと、ちゃんとに意識して有効活用するので成果は雲泥の差がつきます。

そこで、僕の実際の経験をもとに、このようにしたらもっと授業のポテンシャルを引き出せるのではないかという一番意識してほしいポイントを解説していきます。

特に余力があって授業がつまらないと感じている、慶應義塾大学環境情報学部・総合政策学部(慶應SFC)を志望する生徒はぜひ見てほしいです。

僕が英語受験をしているので、今回は英語版ということでお伝えしていけたらと思います。それでは内容に入っていきましょう。

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誰よりも早く、正確に読む

自分がどれだけ英文を早くを読めているかを定量的に測る指標としてWPM(words per minute)といって、1分間に何単語読めるかというものがあります。

僕の通っていた高校では、WPMを測る機会が定期的に設けられていました。

iris Reading at the Speed of Thought™️によると、英語ネイティブの大人のWPMは200から250と言われているそうです。

日本速脳速読協会によるとネイティブのWPMは200から400と言われているそうです。もちろん、子供向けの簡単な小説を読むのか、学術論文を読むのかでWPMは大幅に変化するでしょうが、その平均という意味だと考えられます。

さらに、同協会によると日本の中高生の平均WPMは50から75なんだそう。大手塾でも言われていることですが、受験に必要なWPMは120程度以上であることから、受験に有利になるレベルまで持っていくには、通常努力が必要なのは言うまでもないでしょう。

参考までに、僕は6年ほどの英語の総合的な継続学習を続けた結果、高校3年生時点で共通テストレベルならWPM250程度で読めるレベルにまでなりました。

ここで、英語の授業中の話に戻りますが学校でWPMを測る機会が設けられていない場合はぜひ自分で時間を測ってみてもらいたいと思います。

測り方は、英語の授業で英文に目を通してくださいと言われてから、内容を理解しながら頭から最後まで読めるまでにかかった時間です。

もちろん、読むスピードを上げることばかりにとらわれるのは別の記事でも解説したように良いことだとは言えません。
しかし、やろうと思えば一文ずつ精読できる能力があるという条件のもとでは、読むスピードを上げるための、以下に説明する方法を実践するのも得点力向上に役立つと思います。

  • 構文を捉える
  • 抽象度を考えて緩急をつける

構文を捉える

構文を捉えると言うのは、別の記事でも解説しています。

例えば、Indeed A, but Bや、Of course A, but B、It is true that A, but Bなどが挙げられます。この際はAの内容は重要でない(=筆者が伝えたいこととは違うこと)場合が多いので、読み飛ばしてBの部分をしっかり読むようにすれば十分な場合が多いです。

こう書いてもピンとこない人もいるかもしれませんので、例文を作ってみましょう。

Of course, spending massive time is important to pass the university-entrance examination, but improving the quality of studying is the most important thing.
もちろん、大量の時間を大学受験に合格するために費やすのは重要なことであるが、勉強の質を高めることが最も重要なことだ。

It is true that money is essential for our living, but focusing on earning money is the waste of your life.
お金は私たちの人生にとって欠かせないが、お金を稼ぐことに集中することは人生の無駄である。

というような文はよく見かけると思います。

こういう文の伝えたいことは1文目であれば「質より量」であるし、2文目は「お金の必要性と優先度」についてです。

「量」ときたら「質」かな、「お金は必要だけれど」、ときたら「でもそれより重要なものがある」と書きたいんだろうな、というように構文に慣れていると次が予測できます。

それに、こうした時間やお金、人間関係といった誰もが悩むようなテーマについては多くの文章が書かれているため構文と合わせて慣れておくと似たような文章が来たときにスムーズに対応できますよ。

抽象度を考えて緩急をつける

抽象度を考えて緩急をつけるとはどう言うことかというと、1段落があった時にその中に重要なポイントは基本的には1ポイントしかなく、そこを見つけろと言うことです。

これをキーセンテンスと言うこともあります。

以下の英文を例にとって考えてみましょう。これは、ChatGPT(GPT-4)に
Tell me about Japanese culture in eight paragraphs so that university students can understand what you mean.

と入力して出力されたものです。

慶應SFCの英語には少し簡単すぎるレベルですが、解説なのでわかりやすさを重視しています。

例文

1. Introduction

Japanese culture is a rich tapestry woven over thousands of years, representing a fascinating blend of tradition and modernity. Shaped by its unique geography, history, and societal norms, Japan has nurtured an identity that is at once globally influential and distinctly its own. The cultural elements of Japan, including art, food, social customs, and religion, portray a vibrant palette of diversity and depth, inviting a lifelong journey of learning and discovery.

2. Art and Literature

Japanese art and literature span a multitude of genres and periods. From the evocative brush strokes of ink wash painting to the stylized ukiyo-e woodblock prints, Japanese artists have developed unique aesthetic sensibilities. Manga (Japanese comics) and anime (Japanese animation) have also gained international acclaim. In literature, Japan boasts works of profound depth, ranging from the classical “The Tale of Genji” to the contemporary works of Haruki Murakami. Haiku, a form of poetry consisting of 17 syllables in a 5-7-5 pattern, illustrates the Japanese appreciation for brevity and nature.

3. Cuisine

Japanese cuisine, known as Washoku, is celebrated for its depth of flavor, aesthetic appeal, and health benefits. The UNESCO-listed intangible cultural heritage encompasses sushi, tempura, and ramen among its varied dishes, along with a deeply ingrained ethos of seasonal eating. The Japanese tea ceremony, or chanoyu, is a ritualized serving of matcha tea, encapsulating the values of harmony, respect, purity, and tranquility – principles that extend far beyond the culinary sphere.

4. Religion and Philosophy

Shinto and Buddhism are the two primary religions practiced in Japan, often intertwined in people’s lives. Shinto, the indigenous faith, venerates nature and ancestors, while Buddhism, imported from mainland Asia, addresses the human condition and afterlife. These philosophies inform many facets of Japanese life, from rituals marking the passage of seasons and life milestones to the concept of “wabi-sabi,” an appreciation of transience and imperfection in aesthetics.

5. Social Etiquette and Values

Japanese society places a high value on harmony, respect, and humility. This is seen in their etiquette, where bowing is a customary greeting, and the concept of “omotenashi” (deep hospitality) underpins interactions. The group is often valued above the individual, a sentiment rooted in the Confucian respect for hierarchical relationships. This has resulted in societal concepts like “tatemae” (public face) and “honne” (true feelings), reflecting the balance between outward conformity and inward authenticity.

6. Traditional and Modern Entertainment

Traditional Japanese entertainment encompasses Noh and Kabuki theater, Sumo wrestling, and the refined art of Ikebana (flower arranging). On the modern front, Japan’s video game industry is a global powerhouse, producing franchises like Mario, Zelda, and Final Fantasy. Karaoke is a popular pastime, highlighting the communal spirit prevalent in Japanese society. Japanese pop culture, especially J-Pop music and anime have also gained a global following.

7. Architecture and Design

Japanese architecture demonstrates a profound respect for nature and the philosophy of minimalist design. Traditional structures, like the Ise Grand Shrine, use natural materials and reflect the surrounding environment. In contrast, modern Japanese architecture, showcased by architects like Tadao Ando and Kengo Kuma, often blends cutting-edge technology with traditional principles. The same design philosophy is seen in everyday items, demonstrating the concept of “monozukuri” (the art of making things), where functionality does not compromise aesthetics.

8. Conclusion

Japanese culture is a fascinating study of contrasts, where ancient traditions coexist with modern innovations. Its deep-rooted customs, complex societal norms, and vibrant art forms offer a rich, multifaceted cultural landscape. Though deeply grounded in its history and tradition, Japan continues to shape and be shaped by global trends, adding new threads to its cultural tapestry. A delve into Japanese culture is, thus, a journey of lifelong learning, yielding fresh insights and understanding at every turn.

キーセンテンスについて

キーセンテンスの解説は、ネタバレにならないようにこちらの記事でご紹介します。

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ABOUT ME
カイ
慶應義塾大学環境情報学部1年。 受験生時代に小論文のトリセツサイトにお世話になり、現役で環境情報学部・総合政策学部にW合格。受験科目は英語+小論文。 自身の受験の経験や現役慶應生であるという立場から皆さんのお役に立てる情報をお伝えしていきます!

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