こんにちは。
今回は、慶應義塾大学環境情報学部・総合政策学部(慶應SFC)受験生なら知っておきたい、使いたいサービスやアプリを紹介していきます。紹介するのは、僕も受験生時代にお世話になったものばかりで案件などでは全くなく学習効果があったと実感できるものです。
慶應SFCは学生のみならず、教員も新しいものに対する感度が高く便利なものはどんどん使いこなそうという風潮があります。
ですから、ここでは未来のSFC生に向けて、受験勉強を効率化できるツールをお伝えしていきます。これで学力を効率よくつけて、空いた時間で自分の好きなことを極めて欲しいと思います。
それでは前回に引き続き解説に入っていきます。
この記事の目次
総合的なツール
ChatGPT
ChatGPTはじめとする生成系AIの受験への活用方法は別の記事で詳しく解説しています。
詳しくはそちらを読んでいただきたいので、ここでは軽めの紹介に留めておきます。
ChatGPTの推しポイントとしては、誰でも、いつでも使えるということです。
他のツールとは違い、テキストベースでやり取りするので何かしら自然言語が使えればツールを使うことができます。また、24時間いつでも何時間でも使えることも高ポイントです。何かわからない点があったときに先生や友人に聞くのは今までもできました。しかし、相手の都合の良いタイミングに聞かなければなりませんでしたし、何時間も質問攻めにしたら関係が悪化してしまいますね笑
その一方で、深夜だろうとずーっと質問攻めにしていても文句一つ言わず答えてくれるというだけでもChatGPTは大きなアドバンテージを持っています。
ただ、言っていることが間違っていたり、本質とは異なることを言っていたりすることもよくあるため、鵜呑みにはしないでくださいね。
ChatGPTを受験勉強に取り入れるメリットは以下の通りです。
広範な知識と情報
ChatGPTは、大量のデータと情報を学習したAIモデルです。そのため、様々なトピックや科目に関する質問に対しても幅広い知識を持っています。大学受験に関連する科目や質問に対しても、詳細な回答や解説を提供してくれます。
ただし、使ってみた感じ、数学の問題や国語の小説より英語の読解や社会などの知識問題の方が得意な印象です。
ただ最近(2023年6月現在)は、ChatGPT PLUSにすると、プラグインで「Wolfram」という数学の処理をしてくれるエンジンに対応しているため、例えば微積分の計算問題などは答えを丁寧に説明してくれた上で、グラフも描いてくれる、というのを30秒程度でやってくれますよ。
しかし、無料版だと数学の問題に自信満々に答えてくれるものの間違っていたり、「本当ですか?」と質問すると訂正した回答を提示してきたりと、精度が怪しいです。
その一方で、情報整理力や莫大な知識を有しているためその比重が高い科目つまり社会や英語などには使い物になります。
文章の校正や表現の改善
ChatGPTは文章生成にも優れており、受験生のエッセイや小論文の校正や表現の改善に役立ちます。文法や表現の適切さをチェックし、より魅力的な文章を作成するためのアドバイスをくれます。ただし、個人情報や機密情報が含まれている場合は絶対に入力しないように注意してくださいね!
そのデータが外部に保存されてしまいます。
24時間体制のサポート
ChatGPTはいつでも利用可能なツールです。
受験勉強の際に疑問や困難に直面した場合、いつでも質問や相談をすることができます。そのため、学習の際の不安や迷いを解消するのに役立ちます。
TED
別の記事でも紹介していますが、良質なコンテンツ揃いなのでここでも少し紹介します。
TEDは、アメリカ合衆国で開催される世界的なカンファレンスであり、Technology, Entertainment, Designの頭文字を取った略称です。1984年に最初のTEDカンファレンスが開催され、以来、世界中で数千の講演が行われてきたそうです。
慶應SFC受験生に向けては次に書くような使い方をお勧めします。
知見や関心を広げる
TED Talksでは、多様なテーマが取り上げられています。まず、自身の興味に関連するテーマを探しましょう。おすすめはアプリかサイトを使うことです。YouTubeでも閲覧できますが無料版だと広告が頻繁に入ることと学術的でないエンタメ系コンテンツがお勧めされてしまい、そちらに気がいってしまうのを防ぐためです。
アプリを使うと、動画が簡単にダウンロードできるので、通学時間に見たり聞いたりしてみても良いです。
講演内容の分析
選んだTED Talkを詳しく視聴し、講演内容を分析します。講演者がどのようなメッセージを伝えているのか、どのような論点や根拠が提示されているのかを把握しましょう。また、講演の構成や説得力のある表現方法がないかにも注目してみましょう。TEDに登壇している人は世界でもトップレベルのプレゼンターです。
そのプレゼンの内容や構成はきっとあなたも小論文などに取り入れることができるでしょうし、AO入試を狙っている人なら話し方もとても参考になると思います。
僕は一般受験でしたが、高校でプレゼンがある際には参考にしました。
プレゼンテーションに関するヒントをくれる動画もあるので、掲載しておきます。
ぜひチェックしてみてください!
未来を想像できる
TEDは現在ホットなテーマについての第一人者を招き、プレゼンしてもらっていることも少なくありません。そこで彼らが話すテクノロジーややっていること、思い描くビジョンについて理解して、それについて考えることは慶應SFCの良い対策になるはずです。
その際に意識してほしいのは、どこかで聞いたことのあるなんとなく耳障りの良い表現ではなく、あなたなりのオリジナルな考えです。SFCは過去問を見ていただければわかると思いますが、相当ユニークさを重視しています。ですから、質の高い情報に触れて自分は何を考えるか、一度自分と向き合って考えて欲しいと思います。
ちなみに、慶應義塾大学SFCの設立に大きく関わり環境情報学部所属で授業をされていた、「日本インターネットの父」とも呼ばれる村井純教授もTEDに登壇されています。
終わりに
いかがだったでしょうか。
今回は慶應義塾大学環境情報学部・総合政策学部(慶應SFC)受験生なら使わないと差がついてしまうかもしれないサービスやアプリを紹介しました。
最先端のツールを使いこなして、ぜひ合格にグッと近づいてくださいね。
受験勉強一緒に頑張りましょう。