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【2023年度版】慶應SFC受験生向けテクノロジー解説 #6

【まだ間に合うSFC合格のラストチャンス!】11月開講 慶應SFC小論文の駆け込み寺 2024開講【初学者歓迎】

こんにちは。

今回は慶應義塾大学環境情報学部・総合政策学部(慶應SFC)受験生なら知らなければ他の受験生に差がつけられてしまうかもしれないテクノロジーを解説していきます。
以下のテクノロジーを解説している書籍や記事は山ほどあると思いますが、今回は慶應SFC受験生向けにアレンジしてお伝えしていきます。

特に環境情報学部の小論文ではテクノロジーについての教養があるとだいぶ見通しが良くなったり、質の高いアイディアを短時間で出せるようになったりします。

新しいテクノロジーの出現を手放しに喜ぶのでも、怯えるのでもなく正しい知識をつけて正しく使いこなせるようになりたいものですね。

ですから、ざっと以下の内容に目を通すだけでも構いませんし、気になる見出しから直接その解説ページに飛んでいただいても問題ないので、読んでいただければと思います。

このテーマは書くことがたくさんあるため、全11回のシリーズでご紹介いたします。
ただし、時が経過するにつれたどんどん新しいテクノロジーが台頭してくるため、その際は必要に応じてまた紹介いたします。

今回も前回に引き続き話題のテクノロジーについてご紹介します。

それでは、本題に入っていきましょう。

慶應SFC小論文の駆け込み寺

ブレインコンピューターインタフェース(BCI)

ブレインコンピューターインターフェース(BCI)とは、脳波や神経活動などの生体信号を測定し、それをコンピューターが解釈することで、人間とコンピューターとの直接的な対話を可能にする技術です。

BCIは、神経科学、コンピューターサイエンス、電気工学、機械学習などの分野を融合した技術で、医療、軍事、娯楽、教育などの分野での活用が期待されています。

例えば、BCIを用いた医療技術では、脳障害や筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの重い病気に苦しむ患者が、BCIを介して義手や義足を操作する、ロボットを自分の意志で操作できるようになるといったことが期待されています。

また、エンターテインメント分野では、VRゲームや映画などの体験をよりリアルにするために、BCIの活用が期待されています。

BCIの研究は現在も続いており、今後、BCIを用いた高度なコミュニケーションや意思決定支援システム、AIとの連携など、さまざまな新しい技術の開発が期待されています。

最近ですと、Tesla社創業者として有名なイーロンマスク氏らが創業したNeuralink社が、ブレインコンピューターインターフェースを開発しており豚やサルの脳に実際にマイクロチップを埋め込んだ実験を行ったことを発表しています。サルが実際に古典的なゲームをしている映像も公式チャンネルから公開されています。詳細は以下のリンクを参照ください。

https://forbesjapan.com/articles/detail/62048?read_more=1

いつかスマートフォンやパソコンなしでコンピュータが操れる時代が来るかもしれませんね。そうすると数多くの映画や小説のSF作品で描かれている世界が実現するかもしれません。

こうした可能性がある一方で、この技術は多くの倫理的な問題も抱えています。

例えば、ある特定の企業の商品と自分の脳が直接つながるという危険性です。
Neuralinkなどが開発したデバイスによって自分の考えていることが筒抜けになってしまうかもしれないという危険性や思考が何らかの形で強制される恐れもあります。

また、ヒトへの埋め込みの前に動物実験が多くなされていますが、この動物の犠牲も決して見過ごせる程度ではなく、動物に不必要な苦しみを与えている可能性があることや、「2018年以降に行われた動物実験で、280頭以上の羊を含む、約1500頭の豚やサルなどの動物を殺害した」(参照:https://gigazine.net/news/20221206-musk-neuralink-faces-federal-probe/)そうです。

確かに、ブレインコンピュータインターフェースは正しく使えば非常に便利で革新的な技術かもしれませんが、そうしたテクノロジーを発展させるべきなのかなど多くの議論の余地がありそうです。

今回の技術に限った話ではありませんが、科学の発展に伴って発生する倫理的な問題は、SFC内でも多く議論されていますし、多角的に問題を見ることができるSFCだからこそ議論できる事柄もあると思います。

それだけに、こうした議論をテーマとして入試問題が作られる可能性も十分に考えられますので、ぜひ一度自分はどう思うか、考えを整理してみてはいかがでしょうか。

衛星基地局(Starlink)

Starlinkは、スペースXが開発している衛星通信サービスです。
衛星を使った高速インターネット通信を提供することを目的としており、世界中のあらゆる地域で高速で安定した通信を可能にすることを目指しています。

皆さんが特に意識せず使っているであろうスマートフォンは近くの「基地局」と呼ばれる場所から発信されている電波を拾って通信しています。基地局は日本や世界の各地に設置されているのですが、利用者が多く、人口密度も高いようなところにたくさん設置されています。ですから、田舎で人が少ない場所に行くとなかなかインターネットに繋がらないという経験がある方もいるかもしれません。

しかし、山の中や海の上で何かあったときにインターネットで通信ができないとなると、この高度情報化社会では困ることが起こるのではないでしょうか。

それを解決するための技術が「衛星基地局」と呼ばれる技術です。

ここでは、代表的なサービスであるStarlinkを紹介します。

StarlinkはTeslaの創業者として有名なイーロン・マスク氏が創業した宇宙関連事業会社のSpaceXからリリースされているサービスです。

Starlinkは、軌道上に何千もの小型衛星を展開することによって、インターネットの接続性を改善し、地球上のあらゆる地域に高速インターネット接続を提供することができます。地上にある通信設備と衛星間の通信により、高速かつ安定した通信が可能になるとされています。

Starlinkは、地球上のあらゆる地域で高速インターネット接続を提供することができるため、遠隔地でのリモートワークや、環境災害時の通信インフラの復旧などに利用されることが期待されています。また、航空機や船舶など、移動体への高速インターネット接続の提供も可能になるとされています。

2023年5月現在ではKDDI(au)と提携しており、「安定かつ高信頼の通信を必要とする法人企業や自治体のお客さまに、Starlinkの高性能なネットワークを提供いたします。」とHPに記載があります。

僕としては、衛星基地局の技術によって、人々がより安心できる生活が送れることを期待しています。

終わりに

いかがだったでしょうか。

今回の記事では慶應SFC受験生なら知っておきたい最新テクノロジーについて高校生でもできるだけ理解しやすいように解説していきました。

次回もこれを知った皆さんだけが受験に有利になるような情報をお伝えしていければと思っています。

これらの技術はあなたが日々勉強をしている最中にも刻々と進化していきますから、自分でも気になったものを調べてみることをおすすめします。

ITmediaTechChrunchなどのサイトがおすすめです。

こうした最新技術に関するリテラシーは、受験に限らずこれからの社会を生き抜く上で必須と言っても過言ではないでしょう。ですから、中高生のうちから基礎的な知識を頭に入れた上で、実際に触れるなどすることで身近に感じていってほしいと思います。

そうすることで、それが受験対策としても功を奏する日が来るのではないでしょうか。

応援しています。

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ABOUT ME
カイ
慶應義塾大学環境情報学部1年。 受験生時代に小論文のトリセツサイトにお世話になり、現役で環境情報学部・総合政策学部にW合格。受験科目は英語+小論文。 自身の受験の経験や現役慶應生であるという立場から皆さんのお役に立てる情報をお伝えしていきます!

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