こんにちは。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
この記事では、慶應義塾大学環境情報学部・総合政策学部(慶應SFC)受験生にぜひともやっておいてほしいことを、皆さんと歳が近い僕の視点や経験からお伝えできればと思います。
普段は割と真面目な受験生向けの解説記事を書いていますが、今回は勉強にかかわらず高校生活全般についてお伝えできればと思っています。
そもそもなぜこのような記事を書こうと思ったかと言いますと、これを読んでいる皆さんに高校生活を充実させ、一片の悔いも残らないようにしてもらいたいからです。
高校生活を勉強漬けの日々を過ごし、晴れて大学に入学できたとしても、勉強が好きで好きでしょうがない人ならば問題ないですが、そうでない人はもっと高校生活、さまざまなことに精を出した方が悔いが残らないと思いますよ。
こうした考えから、抽象的な表現が多めになってしまう部分はご容赦ください。
ということで今回は、慶應生としてSFC生として、ひいては大学生として少しだけ先をいく立場からこうしておくと充実できると思うよ、ということをお伝えしていきます。
もちろん、ここに書いてあることを一つ残らずやらないと悔いが残るかと言われると、人によると思いますから、あくまでそんなことを言ってる人もいるな、くらいに受け止めて、納得したものは取り入れてみるくらいで十分です。
行事に精を出す
高校生といえば多くの高校で体育祭や文化祭、修学旅行があると思います。
こうした行事に精を出すのも高校生のうちにやるべきこととして非常に重要だと僕は考えています。大学以降は、1年間同じメンバーのクラスで密度の高い時間を過ごすという経験はなかなかできないからです。
大学にはサークルがあるじゃないかと思われるかもしれません。ですが、サークルの人数は場合によっては現役生が1000人以上いるところもあったり、少人数だったとしても人によってコミット量に差があり来ない人も多かったりと高校とはまた違うコミュニティです。
ですから、もし高校が行事を適当にやらないところなのだとしたら、そこに全力を注いでみるのも、特に1、2年生のうちは良いでしょう。
きっと忘れられない思い出ができるはずですし、そこで濃い時間を過ごしたメンバーとは卒業後も交流を持つことがある財産になるはずです。
勉強する
勉強といってもここでは旧来の座学やテキストなどを中心とするいわゆる「勉強」です。
皆さん勉強は好きでしょうか。僕は部分的には好きですが、真正面から大好きと言える人は少ないのではないでしょうか。
ですが、言わずもがな高校で習う科目はどれも重要です。というか、例えば受験科目に入らないからといって完全にそれを勉強しないというのはとてももったいない行為だと思います。
特にこれは受験科目の比較的少ない傾向にある私立を第一志望とする生徒に伝えたいですね。
もちろん、人によって得手不得手があるでしょう。ですから、その科目を一生懸命勉強する時期を経て、やっぱりこれは自分はどうも興味が持てないというのなら仕方ないと思います。
これは僕の実体験をもとにしているのですが、僕はもともと国立と私立の二兎を追っていました。もともとは理系に興味があったものの、その国立の勉強をする中で配点が低い科目にもかかわらず倫理に興味を持ってしまったのです。結果、大学生の現在は倫理が主な関心の分野です。
ですから、皆さん自分が使わない科目だからといって全く手をつけないのではなく、一旦寄り道してみると、そこに興味の種が落ちているかもしれませんよ。
悔しい思いをする
高校生というのは思春期でとてもエネルギーに満ち溢れている時期だと思います。
そんな時期に、日々過ごしていると楽しいことや嬉しいことばかりではないでしょう。
時には心無い言葉をかけられたり、自分の思うようにことが運ばなかったり、急に辛い出来事に遭ったりして、全てが嫌になるタイミングがあるかもしれません。
ですが、そのような負の感情は大きなエネルギーになります。
大人になり、歳を重ねるごとに感覚が鈍くなったり丸くなったりするということはよく聞きますよね。僕が大学生になった今、年齢は皆さんとはあまり変わらないかもしれませんが、高校生のあの湧き出るような、何かにすごく「悔しいな」と思うエネルギーは薄くなったと感じています。
皆さんの、そのあらゆることに対して敏感になってしまうようなこころや身体である時期は限られているのです。ですから、せっかくなら自分を一歩引いた目で見て、客観視してみてほしいと思います。
終わりに
いかがだったでしょうか。
今回は、慶應義塾大学環境情報学部・総合政策学部(慶應SFC)受験を希望する高校生に向けて、是非ともやってほしいことを紹介していきました。
皆さんの高校生活が充実したものになるよう、そしてその豊かな経験を総動員して受験に臨めるよう、応援しています。