こんにちは。
突然ですが、皆さんは受験勉強を楽しんでいるでしょうか?
私は受験生時代、大きなストレスやプレッシャーを抱えていながらも比較的楽しんで勉強できていました。大学受験は人生がかかっているんだから真面目にやりなさい、という批判もあると思いますが、受験は長期戦ですので、真剣に取り組む中でも楽しさを見つけられれば継続的に努力できるでしょう。
今回は、受験勉強を楽しんで乗り越えるためのヒントを厳選してお伝えしていきます。
僕もやっていたものばかりなので、自分に合った楽しみ方が見つかると嬉しいです。
今回は#1ということで僕として絶対にやってほしいTOP3を紹介していきます。
それでは、内容に入っていきましょう。
この記事の目次
自分に合った志望校を決める
まず一番重要なことは、自分に合った志望校を決めるということです。自分に合った、という表現は抽象的でわかりにくいかもしれませんが、自分の価値観や信念に合った受験をしよう、ということです。
あなたがもし日本でも屈指の超進学校に通っているのであればこの項目については読み飛ばしても構いません。
というのも、超進学校であれば周りに流されて勉強しているだけで早慶レベルには到達できることが多いからです。
しかし、実際はこれを読んでいる人はそうした学校に通っていない人が多いのではないでしょうか。そんな中で重要になってくるのが、自分の価値観に沿った受験になっているか?ということです。
例えば、自分は法曹界に進みたいのに物理、化学、生物、地学の勉強を全てしなければならないという状況を考えてみましょう。もちろん、法曹界に進むのに理科の勉強が全く役に立たないわけではないと思いますが、やりたくもない勉強をするのは苦痛でしょう。
ですから、自分が何をしたくて、何をしたくないのかはっきり言語化した上で志望校や受験方式を決めていきましょう。
そうすれば、ほぼ全ての人に訪れるなかなか成績が上がらない時でも、自分は間違った方向には進んでいないという確信が持てるためなんとか踏ん張れると思います。
幸い、SFCの一般方式は最小で1科目+小論文で受験できますので不得意な科目を頑張らなければならないということは、他の大学受験と比べると少ないのではないかと思います。
細かく目標やタスクを決める
普段の勉強の際、目標やタスクを大きくしていませんか。
よく言われることかもしれませんが、中小サイズの目標やタスクは極めて重要です。
というのも、受験勉強は定期テスト対策などとは違いゴールが遠く、距離感が掴みづらいからです。ゴールから逆算して近づいているという実感がなければやる気は低下してしまいますよね。
ちなみに、これを専門用語で「学習性無力感」といい、SFCでは詳しい内容について講義が開講されていて僕も履修しています。詳しく学びたい方は入ったらぜひとってみてください。
これを回避するためには、自分が前に進んでいることを目に見えて実感する必要があります。そのために使える方法として、目標やタスクを細分化するという方法があります。
僕の場合は、手帳で目標やタスクを管理していたのですが、タスクを1時間以内にできるだけ終わるような書き方にしていました。これをすることで、副産物として今日は12時間勉強するからこれくらい進められるな、という見通しが持ちやすくなります。
問題集の1章を丸々終わらせるのが難しい場合でも、1時間分のタスクをこなしたらチェックをつけていく、という方式にすれば、あと10時間くらいで終わりそうだからもう少し頑張ってみよう!と継続しやすくなると思います。
また、終わったタスクにチェックをつけていく時は爽快ですよ。
メジャーな方法だと思いますので、まだ取り入れてない方はぜひやってみてください。
一つでいいから卓越してできる科目を作る
受験勉強の楽しみ方として僕が個人的に推したいのがこの方法です。
僕の場合は英語でした。目安としては少なくとも高校の中では1位を何度も取れるのを目標にしてみてください。特に、慶應SFCの場合なら、その卓越した科目が英語か数学ならそれだけで勝負ができますし、他大学でもアドバンテージになることが多いです。
この方法のメリットは3つあります。一つは、勝てるようになるから純粋に楽しいということです。模試の校内順位で1/(1学年の人数)という表示を見たときはすごく嬉しいですよ!
もう一つは勝ち癖がつくことです。この科目は取れて当たり前というふうにいい意味で慣れてくると、焦らず高得点で安定してきます。
最後に、噂が広まるのを逆に利用することです。高校の規模にもよりますが、圧倒的な結果を出し続けていると英語はあの人が強い、というようなイメージがついたり噂が広まったりします。こうなったらこれに応えるように努力をするのが当たり前になってきます。僕は若干プレッシャーに感じることもありましたが、それに負けずに結果を出せるとすごく嬉しいです。
僭越ながら自分の経験を書かせていただきましたが、本当におすすめの方法なので、自分に合うと思ったらぜひ取り入れてみてください。
終わりに
今回は#1ということで僕としては絶対にやってほしいこと3つを紹介していきました。次回以降も引き続きお伝えしていきます。
多くの人にとってやるべき、もしくはやらない方がいい勉強法というのは存在しますがそれは全員にとって通用するはずがありません。
大学受験を何十回も経験したことがない方が大半だと思いますが、そのような状況で「うまくいきそうな目新しい勉強法」が目の前にあったら飛びついてしまうと思います。僕もそうでした。
飛びつくのは仕方ないにせよ、それがうまくいっているのか自分でちゃんとに考えて、考えて、考え抜けば、自ずと自分に合った勉強法になっていくと思います。
そこで試行錯誤した経験は今後の人生でも役に立つと思いますので、その経験は無駄にはきっと無駄にはなりません。
本サイトでは、少なくとも僕が書く記事では今後も個人の経験に根ざした情報をお伝えしていきます。方法論や一般的な情報はもう飽和している一方で、個人のリアルな経験は本人にしか書けないためです。
ですから引き続き読んでいただけると嬉しいです。
受験勉強応援しています。