こんにちは。
以前の記事で慶應SFCのメリットやデメリットなどを解説していきました。
今回は、もう少し広い枠「慶應義塾大学」で良かったことを紹介していきます。
色々なところで言われているよね、ということから個人的に良いと思っているところまで綴っていきますので、受験生の皆さんのモチベーション維持などに役立つと嬉しいです!
今回は#2ということで前回に引き続き慶應の魅力をお伝えできればと思います!
学生数の多さ
多様性にも近いですが、慶應の学部在籍数は2022年5月1日現在で28,000人以上です。これは例えば東大・京大の在籍数約13,000人などと比べると多いと言えます。
東洋経済オンラインによると(https://toyokeizai.net/articles/-/190960?page=3)慶應義塾大学の在籍者数ランキングは日本大学、早稲田大学、立命館大学に次いで4番目に多いそうです。これだけの学生数がいると、上でも書きましたがあらゆるところに卒業生がいたり、多様性が生まれるきっかけになったりと利点があると考えられます。
https://www.keio.ac.jp/ja/about/assets/data/2022-university.pdf
https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400189197.pdf
海外留学プログラム
https://www.keio.ac.jp/ja/academics/international/study-abroad/
慶應義塾大学は、現在、世界の350以上の大学・高等教育機関等と協定を締結し、学生交換、学術交流、研究連携を展開しています。(HPより)
詳しくは公式パンフレットを参照していただけると分かると思いますが、短期から長期の留学プログラムが世界各地に用意されています。
交換留学プログラム等も充実しており、慶應の代表として1年間海外大学で学べるということもあるそうです。
海外大学に興味を持っている方はきっと提携先にあなたの行きたい地域や、極めたい学問領域があると思います。
歴史
慶應義塾大学は、日本で初めて設立された私立大学です。説明不要かもしれませんが、現在も一万円札の肖像として描かれており「学問のすゝめ」などを著したことで有名な福澤諭吉によって建学されました。
ですから、キャンパスも特に三田キャンパスなどは歴史を感じるような建築になっており、足を踏み入れると落ち着いて品のある雰囲気が漂っています。それだけではなく、歴史上の偉人を鑑みても内閣総理大臣や実業家など時代を先導してきた多くの人々が義塾で学んでいます。
あなたも慶應で学び未来へと羽ばたき、歴史の教科書の次の一ページに載るような人物になれるかもしれません。
新しいものを取り入れる精神
慶應義塾と聞くと、上で書いた通り歴史を重んじるような印象を受けるかもしれません。しかしながら、慶應が設立された経緯にまで遡ると、慶應はむしろ革新的なことに挑戦していると言えます。
福澤諭吉が慶應義塾を設立した時代はまだ門閥制度が幅を利かせており、生まれによって一生の身分が決まってしまうような世の中でした。
諭吉の父が門閥制度の皺寄せを食らったということも諭吉の学校設立に寄与したそうです。
生まれによって身分が決まってしまうのはおかしいとの強い反発により慶應義塾は開塾しました。
教育に限らず、当時は世の中の一般的な思想と反する思想を掲げると処刑されることも多く、大逆事件や蛮社の獄などで政府により思想弾圧がなされています。そんな中でも恐れずに世の中を変えていこうという気概を諭吉は持っていました。その結果がどうでしょうか。
今では学歴主義の世の中になっていますね。
学歴主義の良し悪しは一旦置いておくとします。
ここで重要なことは、慶應は開塾当初から新しいことをやる精神を持ち合わせており反発があっても世の中を変えてきたということです。
そうでなければ慶應SFCのような、時代の流れに応えるような、異端な学部は設立しないでしょう。
歴史と最先端を併せ持つ、それが慶應の大きな魅力かもしれません。
図書設備
慶應は2021年現在でも合計で500万冊の蔵書数を誇っているほか(参照:https://www.lib.keio.ac.jp/files/02900840.pdf)、慶應の学生証があれば早稲田大学、一橋大学の図書館にも入館することができ、一生かけても読みきれないくらい充実した知識の宝庫があります。また、上で書いたように、古くから存在している大学であるために歴史上重要な意味を持つ資料なども所持しており閲覧することができます。
こうした学問的な側面をとっても可能性に満ちていると言えるでしょう。
終わりに
今回は慶應義塾大学のメリットや魅力について前回に引き続きお伝えしてきました。
大学生活を過ごす中でさらに見つかりましたら、また順次お伝えしていきます。
ここまでメリットをたくさんお伝えしてきましたが、もちろん、万人にとって良い大学など存在しません。
ここで挙げた魅力やメリットが自分にもそう感じられるかどうか、実際にキャンパスに足を運んでみたり、塾生に話を聞いてみたりして生の情報に触れることを強くお勧めします。
受験勉強応援しています。