こんにちは。
以前の記事で慶應SFCのメリットやデメリットなどを解説していきました。
今回は、もう少し広い枠「慶應義塾大学」で良かったことを紹介していきます。
色々なところで言われているよね、ということから個人的に良いと思っているところまで綴っていきますので、受験生の皆さんのモチベーション維持などに役立つと嬉しいです!
この記事の目次
就職/キャリアに関して
三田会
三田会はご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、慶應義塾大学の関係者で構成された組織があり、就職やキャリアなど様々な分野で先輩方がサポートしてくださいます。今のところは恩恵にあやかれておりませんが、国内外、分野問わずあらゆるところに同窓の方がいらっしゃるというのは心強いです。
慶應専用OB訪問システム
これは入学するまで知りませんでしたが、慶應には慶應生専用のOB訪問システムがあります。どこにあるのかというと、慶應生のみがアクセスできる、個人用アカウントでログインした先にそのようなページがあります。入りたい企業に慶應卒の先輩がいらっしゃればその先輩に連絡することができますから、就職に関しては非常に心強いと言えます。
社長数の多さ
上場企業をはじめとする企業の社長数が多いのも慶應の特徴です。上場企業社長数ランキングでは毎年TOP3にはランクインしています。
知名度とブランド
これは言わずもがなでしょう。進学先の大学について聞かれた際にも知らないと言われることはほぼなく「すごい」「優秀なんですね」などという言葉をかけられることが多いです。
人からの評価を主軸に勉強することは推奨しませんが、褒められて悪い気をする人はいないと思います。
一点注意すべきことがあるとすれば、大学名だけで評価されるということはそれだけ卒業生の先輩方が積み上げてきたものがあるということです。よって、今後を担う僕たちの世代もそのブランドを維持し高めるべく、努力が必要だという点です。
総合大学であること
あまり意識することがないかもしれませんが、慶應義塾大学は総合大学です。
文学部、経済学部、法学部、商学部、医学部、理工学部、総合政策学部、環境情報学部、看護医療学部の10学部がある他、通信教育課程など幅広く学生を受け入れています。よくライバルとして語られる早稲田大学と比較すると、医学部や薬学部がある点において学部単位の比較だと充実していると言えるでしょう。総合大学であることのメリットとしては、多方面に卒業生がいるため繋がりができやすいことや、分野を横断するような研究がしやすいことなどが挙げられます。
ベンチャーキャピタル
慶應には「慶應イノベーション・イニシアティブ」というベンチャーキャピタル(VC)が存在します。これは大学の研究室から生まれたイノベーションを起こせるような技術を社会実装する際に事業面からサポートする会社です。
株式会社慶應学術事業会が80%、野村ホールディングス株式会社が20%の株式を保有しています。
今の社会は高度な科学技術によって支えられています。ですから研究成果の社会実装をサポートする、大学の名を冠した団体があるというのはこれからイノベーションを起こそうという気概ある若者を呼ぶ一つのきっかけになるかもしれません。
SFC-IV
ベンチャーキャピタルに関連して、慶應にはSFCに慶應藤沢イノベーションビレッジという中小機構が慶應義塾大学および地域と連携して運営する起業家育成施設があります。具体的には、オフィスの貸し出しや起業関連のアドバイスやサポートが幅広く受けられる制度が整っています。
半学半教
これは慶應義塾の創設者である福澤諭吉先生が説いた教えですが、教師と生徒は教えるものと教わるものという関係ではなく、互いに教え合い、互いに学び合うべきだという趣旨の考え方です。この考え方が根底にあるからか比較的学生と教授の距離感が近いと言われます。ですから、教授とより親しくなりたいと考えている方は慶應をお勧めできるかもしれません。
多様性
色々なところで言われることだと思いますが、国公立よりも私立の方が多様性があると考えられています。
事実ベースでお伝えすると、慶應の場合は一般入試の他に、AO入試、指定校推薦、IB(国際バカロレア)入試、FIT入試、帰国生入試など様々な入試形態を採用しています。
さらに、慶應には幼稚舎(よく誤解されますが幼稚園ではなくいわゆる小学校)や慶應普通部、慶應義塾高校、慶應義塾志木高校など様々な系列校が存在し、そのまま内部進学する学生も多いです。
特に系列校は、ほぼ全員が慶應義塾大学のいずれかの学部に進学する点で、付属校がある他大学と比べても特殊と言えます。このユニークな多様性のある環境は他には代え難いと言えるでしょう。
終わりに
今回は慶應義塾大学のメリットや魅力についてお伝えしてきました。大学生活を過ごす中でさらに見つかりましたら、また順次お伝えしていきます。
ここまでメリットをたくさんお伝えしてきましたが、もちろん、万人にとって良い大学など存在しません。
ここで挙げた魅力やメリットが自分にもそう感じられるかどうか、実際にキャンパスに足を運んでみたり、塾生に話を聞いてみたりして生の情報に触れることを強くお勧めします。
受験勉強応援しています。