現役受験で第一志望に届かず、滑り止めの大学へ。それでも諦めきれず、仮面浪人を決意。そこから約3ヶ月間小論文対策を経て、慶應義塾大学環境情報学部(SFC)に合格した H.H さんの体験記です。
この記事の目次
はじめに
私は現役生の頃、受験で第一志望に合格することができず、滑り止めの大学に進学しました。しかしどうしても自分のやりたいことを諦めきれず、仮面浪人を決意しました。最終的には約3ヶ月の小論文対策で慶應義塾大学環境情報学部(SFC)に合格することができました。この記事では、その受験体験についてご紹介します。
現役生のときは「とにかく勉強量を増やせば結果が出るはずだ」と考えていました。しかし実際には、志望校の入試を深く研究できておらず、結果として第一志望校に合格することができませんでした。仮面浪人を経験する中で気づいたのは、受験勉強は単に量をこなすだけでなく、「志望校の特徴を理解し、それに合わせた対策をすること」 が重要だということです。
自己紹介・プロフィール
はじめまして。2026年に慶應義塾大学環境情報学部に入学するH.Hです。
高校1年生のとき、3ヶ月間の留学を経験しました。そこで国際経営学の授業を受けたことがきっかけで国際的な分野に強い興味を持つようになり、「将来は国際的に活躍できる人材になりたい」と思うようになりました。
しかし帰国後は学校生活を楽しみすぎてしまい、勉強に十分な時間を割くことができませんでした。友人との時間や部活動など充実した高校生活を送る一方で、受験への意識が十分ではなかったと思います。その結果、現役受験では第一志望校に合格できませんでした。
滑り止めの大学に進学しましたが「やはり自分のやりたいこととは違う」と感じることが多く、悩んだ末に仮面浪人を決意しました。
プロフィール
| 中学 | 偏差値50程度の私立中学 |
| 高校 | 偏差値70程度の私立高校 |
| 部活 | 軽音楽部 |
| 仮面浪人 | 大学入学後、後期から休学し仮面浪人を開始 |
受験結果
- 慶應義塾大学 環境情報学部(SFC):合格
共通テスト利用にて
- 立教大学:5学部 合格
- 法政大学:5学部 合格
慶應SFCを志望した理由
実は最初から慶應義塾大学を志望していたわけではありませんでした。「慶應の入試は小論文が重要」と聞いていたため、「自分には難しいのではないか」と思い、当初は候補にも入れていませんでした。
しかし受験勉強の途中で慶應の英語の過去問を解いてみたところ、問題形式が自分にとても合っていると感じました。文章量は多いものの、内容をしっかり理解できれば解ける問題が多く、「この形式なら戦えるかもしれない」と思うようになりました。
そこから「小論文を対策すれば合格を狙えるのではないか」と考え、慶應の各学部を調べ始めました。調べる中でSFCの分野横断的な学びや国際的な環境に大きな魅力を感じ、志望することを決意しました。
実際にキャンパスに足を運んでみると、思っていた以上に広々とした自然豊かな環境で、学生が自由に活動している雰囲気も印象的でした。「ここで学びたい」という気持ちがより一層強くなりました。
最終的にSFCを第一志望に決めたのは11月頃。そこから本格的に対策を始め、約3ヶ月で合格を掴むことができました。
英語の勉強法
慶應SFCの英語は超長文で、難しい単語も多いのが特徴です。ただし時間制限はそこまで厳しくないため、スピードよりも正確な内容理解が重要だと感じました。
使用参考書
英文解釈・文法
- 『英文解釈の技術100』
- 『熟考(上・下)』
- 『ポラリス』
単語
- システム英単語
- 準1級EX
- 1級パス単
過去問演習を最重視
SFCの英語は出題傾向がある程度決まっていると感じたため、過去問演習を非常に重視しました。過去10年分の過去問を解き、選択肢で分からなかった単語や表現を自分でまとめて暗記するようにしました。
過去問を通して出題傾向に慣れていくことで、文章の読み方や設問の特徴も少しずつ理解できるようになりました。その結果、本番では英語で約7割を得点することができました。
小論文の勉強法
小論文は量をこなすことも大切ですが、それ以上に「出題者が何を求めているのかを理解すること」が重要だと感じました。
「駆け込み寺」で学んだこと
私は小論文のトリセツの「SFC小論文の駆け込み寺」の講義を受講し、小論文で求められる構成や書き方のポイントを学びました。
講義では単に添削を受けるだけでなく、「どのような視点で問題を考えるのか」「採点者がどこを評価しているのか」といった思考の枠組みも身につけることができました。
それまで感覚で書いていた小論文が、講義を通して
課題の整理 → 原因分析 → 解決策
という基本的な思考の流れで書けるようになり、答案の構成で迷うことが格段に少なくなりました。本番でも落ち着いて書けたと感じています。
事前の「知識ストック」が本番を制した
自分の興味のある分野を深く調べておくことも非常に重要です。いくつかの分野の知識を事前にストックしておくことで、本番のテーマに応用できる可能性が高くなるからです。
私の場合、以前から興味を持っていたミツバチの減少問題について事前に整理していました。
- 農薬や気候変動などの原因
- ミツバチによる受粉の経済的価値
- 農家への支援制度などの解決策
本番ではこのテーマに近い問題が出題され、事前に準備していた内容をほぼそのまま答案に活かすことができました。試験時間も10分ほど余裕を持って書き終えることができました。
まとめ
現役時代の私は「とにかく勉強量を増やせば合格できる」と考えていました。しかし仮面浪人を経験して気づいたのは、志望校の入試をしっかり分析し、自分に足りない部分を埋めていくことの方がはるかに重要だということです。
小論文が苦手であれば、講座や添削を活用して対策することができます。大切なのは、ただ闇雲に参考書を増やすのではなく、「自分に何が足りないのか」「どうすれば伸ばせるのか」を考えながら勉強することです。
SFCの入試は一見難しく感じるかもしれませんが、対策をしっかり行えば十分に合格を狙える試験です。この記事が少しでも受験生の参考になれば嬉しいです。
受験生のみなさん、応援しています。








