慶應SFC合格体験記

【AO合格体験記】慶應義塾大学 環境情報学部 (2026年入学)#49

慶應SFCインテンシブコース

シンガポールの高校を卒業後、AO入試一本で慶應義塾大学 環境情報学部に合格したS.U.さんの体験記です。小学1年生からテクノロジーを研究テーマに掲げ、FIRST LEGO League 世界大会出場やシンガポール国立大学での研究活動など、国際的なフィールドで実績を積み上げた上でのAO挑戦。不合格なら進路が途絶えるという極限の状況の中で、どのように合格を勝ち取ったのかを語っていただきました。


自己紹介

こんにちは、S.U.です。

私は2026年度、慶應義塾大学 環境情報学部にAO入試(総合型選抜)で合格しました。

小学1年生の冬、全盲だった祖父との出会いをきっかけに「テクノロジーで社会課題を解決する」ことを自分の研究テーマに決めました。以来、FIRST LEGO League への継続的な参加、シンガポール国立大学での研究活動など、一貫してこのテーマを追い続けてきました。

中学2年時には、暗記中心の従来型教育に限界を感じ、単身で海外留学を決意。その後、精神的な不調や新型コロナウイルス・インフルエンザ・デング熱など複数の疾患を経験し、命の危機に直面することもありました。一時は大学進学を諦めかけましたが、8月下旬にAO入試の存在を知り、そこから準備を開始しました。

高等レベルの漢字を書くことが難しく、多くの大学の小論文試験を受けられない状況であったため、SFCを単願で受験。不合格であれば進路が途絶える絶望的状況の中での挑戦でしたが、最終的に合格を果たすことができました。


プロフィール

出身校 埼玉県 西武学園文理中学校(退学)→ シンガポール Stanford American International School(退学)→ Insworld Institute(卒業)
受験形式 AO入試(総合型選抜)一本。漢字記述の困難から小論文試験を伴う一般入試は受験せず。
受験大学 慶應義塾大学(SFC)のみ
研究テーマ テクノロジーを用いた社会課題の解決

主な実績

小学校・中学校

  • FIRST LEGO League 世界大会出場権獲得
  • FIRST LEGO League 全国大会10位・世界大会出場権獲得
  • 児童会長、副生徒会長
  • 税に関する作文で文部科学大臣賞を受賞・1日税務署長に就任

高校2年

  • FIRST LEGO League 東日本大会優勝・各賞受賞
  • FIRST LEGO League 全国大会8位
  • シンガポール国立大学(NUS)にて非公式研究に従事

高校3年

  • FIRST LEGO League 東日本大会準優勝・各賞受賞
  • NUSにて研究活動を継続

受験結果

  • 慶應義塾大学 環境情報学部(AO入試) 合格 ✅

SFC志望のきっかけ

自身の研究領域である「テクノロジーを用いた社会課題の解決」は、単なる工学的アプローチだけでは成立しないと考えています。実際に社会に実装するためには、ビジネスモデル、制度設計、ユーザー理解といった複合的な視点が不可欠です。

SFCは、理工系・情報系の知識に加え、経営・政策・マーケティングといった文系領域を横断的に学べる国内でも稀有な環境であり、自身の研究テーマを発展させるための最適な場であると考え志望しました。

また、既存の枠組みにとらわれず、個人の思想や問題意識を重視する評価軸が、自身のこれまでの歩みと強く一致していると感じました。


SFCに向いていると思う人

それがマイノリティであろうがマジョリティであろうが、自分の軸や思想をしっかり持ち、それを自分の言葉で論理的に説明できる人が、SFC、とりわけAO入試には向いていると感じます。

単に意見を持っているだけでなく、「なぜそう考えるのか」「その考えに至った背景は何か」といった点まで掘り下げて説明できることが重要です。また、自分の考えが他者と異なる場合でも、それを恐れずに提示し、対話の中で磨いていける人が向いている環境だと思います。


自分の入試攻略法

志望理由書

2000字という制約の中で、「過去」「現在」「未来」を一貫したストーリーとして構築する必要があります。当初は過去と未来を均等に記述する構成を想定していましたが、書き進める中で、過去の経験や研究内容をある程度具体的に示さなければ、将来ビジョンの説得力が弱くなると感じました。

そのため最終的には、これまでの経験を厚めに記述することで、将来ビジョンの説得力を高める構成に調整しました。

一方で、改めて振り返ると、「Why SFC」をより明確に言語化し、入学後の具体的な行動計画にさらに文字数を割くことができれば、完成度はより高められたと考えています。

自由記述

個人的にデザインが得意ではなかったこともあり、この項目が最も難しく感じました。書く内容自体はある程度決まっていたものの、それをどのように視覚的に配置し、どの写真や図を用いて伝えるかといった設計面で多くの時間を費やしました。

特に意識したのは、「読む人が一目で内容を理解できる構成」にすることです。文章量を増やすのではなく、情報の優先順位を整理し、視線の流れを意識して配置することで、限られたスペースの中でも伝わる情報量を最大化することを心がけました。

この過程を通して、「内容だけでなく伝え方も評価の一部である」という点を強く実感しました。

任意提出資料

最大10点まで提出可能な中で、自作資料を含めて合計4点のみ提出しました。志望理由書だけでは伝えきれない部分を補足する必要があると考え、追加で資料を作成しました。

資料作成において重視したのは、量ではなく質、そして志望理由書との一貫性です。それぞれの資料が単体で評価されるのではなく、志望理由書の内容を補強する役割を持たせることで、全体として一つのストーリーになるように構成しました。

また、既存の成果物をそのまま提出するのではなく、「何を考えてその研究や活動を行ったのか」という思考プロセスが伝わるように整理し直した点も工夫したポイントです。

面接

もともとプレゼンテーションにはある程度の自信があったため、一次選考よりも二次選考の面接のほうが取り組みやすく感じました。事前には想定問答集を作成し、ある程度の準備を行って臨みました。

しかし実際の面接では、一問だけ予期していなかった質問があり、そこから関連する質問が連続して展開されました。この経験から、個別の質問に対する準備だけでは不十分であり、「その場で考える力」と「自分の考えを一貫して説明する力」がより重要であると感じました。

また、自分の志望理由書の内容を深く理解していれば、想定外の質問に対しても軸をぶらさずに対応できることを実感しました。一方で、準備してきた内容に頼りすぎてしまうと対応が遅れる場面もあり、慢心せずに幅広い視点で準備することの重要性を痛感しました。


入試合格のポイント

志望理由書

志望理由書で最も重要なのは、「自分のこれまでの経験」と「SFCでの活動」「将来のビジョン」が一本のストーリーとしてつながっているかどうかです。単に実績を並べるだけでは評価されず、「なぜそれをやってきたのか」「そこからどのような問題意識が生まれたのか」を明確にする必要があります。その上で、その問題意識がSFCという環境でどのように発展するのかまで具体的に示すことが求められます。

特に重要なのは「Why SFC」です。他大学でも実現できる内容ではなく、SFCである必然性を具体的に説明できているかどうかが評価に大きく影響すると感じました。

また、文字数の制限がある中で過去・現在・未来のバランスをどう取るかも重要ですが、最終的には「未来の具体性」が全体の完成度を左右すると考えています。

自由記述

必ず志望理由書と一貫性を持たせる必要があります。自分について、文字ではなくビジュアルで教授たちに伝えられるものなので、タイムライン形式にしたり、図形や写真を配置したりと独創性が求められます

任意提出資料

任意提出資料において重要なのは、量ではなく質、そして志望理由書との一貫性です。より多く提出すること自体が評価につながるわけではなく、それぞれの資料が「何を補足するためのものなのか」が明確である必要があります。志望理由書で抽象的に書いた内容を、資料によって具体的に裏付けるような構成が理想です。

面接

質問内容は受験者によって異なり、序盤以降はテンプレートも存在しないため、完全な対策は不可能だと思います。しかし、自分の軸をしっかり持ち、自分で書いた志望理由書の内容を深く理解していれば、大半の質問には対応できます

形式的な面接ではなく回答をもとにさらに質問が重ねられていく対話型の形式であるため、頭の回転の速さと論理的な思考力が重要になります。


入学してみて

全く異なるバックグラウンドを持った人たちが一つの環境に集まっているため、良い意味での多様性を強く感じました。雰囲気は非常に自由であり、自分のこれまでの分野や将来やりたい分野がどのようなものであっても受け入れてもらえる環境だと感じています。

将来の夢や、この分野で生きていきたいという強い意志がある人にとっては、非常に適した環境であり、SFCに挑戦する価値は十分にあります。

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“ABEMA Prime(2025年3月放送)に慶應SFC専門家として取材協力しました”

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ABOUT ME
S.U.
2026年、環境情報学部に入学。全盲だった亡き祖父の存在をきっかけに、小学1年生の冬からテクノロジーを自身の研究分野として取り組むことを決める。中学2年時、暗記中心の従来型教育に限界を感じ、単身で海外留学を決意。その後、精神的な不調や新型コロナウイルス・インフルエンザ・デング熱など複数の疾患を経験し、命の危機に直面することもあった。一時は大学進学を諦めかけたが、8月下旬にAO入試の存在を知り、そこから準備を開始。時間的制約のある中で対策を進めた。高等レベルの漢字を書くことが難しく、多くの大学の小論文試験を伴う入試が受けられない状況であったため、慶應義塾大学SFCを単願で受験。不合格であれば進路が途絶える絶望的状況の中での挑戦であったが、最終的に合格を果たした。
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