こんにちは。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
この記事では、慶應義塾大学環境情報学部・総合政策学部(慶應SFC)受験生にぜひともやっておいてほしいことを、皆さんと歳が近い僕の視点や経験からお伝えできればと思います。
普段は割と真面目な受験生向けの解説記事を書いていますが、今回は勉強にかかわらず高校生活全般についてお伝えできればと思っています。
そもそもなぜこのような記事を書こうと思ったかと言いますと、これを読んでいる皆さんに高校生活を充実させ、一片の悔いも残らないようにしてもらいたいからです。
高校生活を勉強漬けの日々を過ごし、晴れて大学に入学できたとしても、勉強が好きで好きでしょうがない人ならば問題ないですが、そうでない人はもっと高校生活、さまざまなことに精を出した方が悔いが残らないと思いますよ。
こうした考えから、抽象的な表現が多めになってしまう部分はご容赦ください。
ということで今回は、慶應生としてSFC生として、ひいては大学生として少しだけ先をいく立場からこうしておくと充実できると思うよ、ということをお伝えしていきます。
もちろん、ここに書いてあることを一つ残らずやらないと悔いが残るかと言われると、人によると思いますから、あくまでそんなことを言ってる人もいるな、くらいに受け止めて、納得したものは取り入れてみるくらいで十分です。
それでは前回に引き続き本題に入りましょう!
いい意味で現状に満足する
大学受験などで大きな目標を掲げていると、自分の無力さや未熟さに苛立ったり、焦燥感に駆られたりすることがあるでしょう。高校生は多感な時期ですから、ちょっとしたことでも敏感になったり、他人と比較して劣等感に苛まれたりすることも多々あるでしょう。
しかし、冷静になって考えてみると僕たちが必ずやらなくてはいけないことって思っているよりずっと少ないんですね。宿題もやらなくても死にやしないし、大学受験もプロセスや結果が人生に多大な影響をもたらすのは事実だと思いますが、それでも一つのライフイベントに過ぎません。ですから、自分の思い描く理想に現実が追いついていないからといってそう卑下しすぎないでほしいと思います。
この記事を読んでくださっている方は、このタイトルに成績余裕で確実に慶應SFCに合格できるという自信がある方ではないかもしれません。逆転合格を狙っている場合も多いのではないでしょうか。
そういう人は理想と現実のギャップが激しく、焦るかもしれませんが現実を肯定し、ある程度満足した上で更なる高みを目指すと、精神衛生上良いでしょう。
さまざまな人に会いにいく
僕の世代はちょうど高1でコロナウイルスのパンデミックの影響をもろに受けた世代ですので、かなり人と会うのが制限されてしまいました。でもそれでも僕はさまざまな人に会えるよう努力しました。さまざまな人と会うと、自分を肯定してくれる人もいれば、批判的な態度で接する人もいます。
未来のことにワクワクしているバイタリティあふれる大人もいれば、現状に文句ばかり言い、何も変えようとしない人もいます。日本のために寝る間も惜しんで努力する人もいれば、自分の家庭に全力を注ぐ人もいます。
そうした人々と触れ合う中で、もちろんその人たちが持つ知識を得られるということあるでしょう。でもそれ以上に、他人と触れ合うことで自分はどう感じたかを観察することで、自分のなりたい将来の姿や逆になりたくない姿も見えてきます。
知った口を聞いていますが、僕はさまざまな人種や国籍間での交流が不十分であると感じているため僕も大学生活でより一層交流の幅を広げたいと考えています。
慶應SFCはバックグラウンドが他大学の平均よりは多様であるため、生活していて面白いですよ。
何かに一生懸命になる
皆さんは何かに一生懸命になったという経験はあるでしょうか。
僕はいくつか思い当たります。ある時期に一つのことに集中することは、実は歳を重ねるごとに難しくなっていくのです。特に、職業に関連すること以外は、です。
多くの場合、皆さんは大学や大学院を卒業すると何かしらの形で働くことになりますが、大抵週5日8時間は働かなくてはなりません。もちろん例外はありますが、日本社会の構造的に大部分がこのような働き方を余儀なくされます。
そしてそうこうしていると親の介護や自分の結婚などによって、自分で自分の時間を自由に使えることが難しくなっていきます。つまり、皆さんが自分のやりたいと思うことに打ち込める期間というのは、人生において一般的にはそう長くはないのです。そのため、皆さんがもし今全力でやりたいと思えることがあるなら、それに向かってがむしゃらに努力してみてはいかがでしょうか。
きっとそれはあなただけの強みや魅力を作ることに繋がり、結果的にそれがこれからの社会に求められるような人物になるのに貢献してくれるかもしれませんよ。
終わりに
いかがだったでしょうか。
今回は、慶應義塾大学環境情報学部・総合政策学部(慶應SFC)受験を希望する高校生に向けて、是非ともやってほしいことを紹介していきました。
皆さんの高校生活が充実したものになるよう、そしてその豊かな経験を総動員して受験に臨めるよう、応援しています。