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【2023年度版】慶應SFC受験生向けテクノロジー解説 #11

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こんにちは。

今回は慶應義塾大学環境情報学部・総合政策学部(慶應SFC)受験生なら知らなければ他の受験生に差がつけられてしまうかもしれないテクノロジーを解説していきます。
以下のテクノロジーを解説している書籍や記事は山ほどあると思いますが、今回は慶應SFC受験生向けにアレンジしてお伝えしていきます。

特に環境情報学部の小論文ではテクノロジーについての教養があるとだいぶ見通しが良くなったり、質の高いアイディアを短時間で出せるようになったりします。

新しいテクノロジーの出現を手放しに喜ぶのでも、怯えるのでもなく正しい知識をつけて正しく使いこなせるようになりたいものですね。

ですから、ざっと以下の内容に目を通すだけでも構いませんし、気になる見出しから直接その解説ページに飛んでいただいても問題ないので、読んでいただければと思います。

このテーマは書くことがたくさんあるため、全11回のシリーズでご紹介いたします。
ただし、時が経過するにつれたどんどん新しいテクノロジーが台頭してくるため、その際は必要に応じてまた紹介いたします。

今回も前回に引き続き話題のテクノロジーについてご紹介しますが、第11回ということでシリーズは今回で完結します。

それでは、本題に入っていきましょう。

慶應SFC小論文の駆け込み寺

仮想現実(VR)

仮想現実(VR:Virtual Reality)とは、物理的な環境とは全く異なる環境や状況を疑似体験することができる技術です。ヘッドセットなどを使用することで、ユーザーの動きを追跡し、それに応じて映像や音声を調整し、没入感のあるインタラクティブな体験を実現します。

VR技術は、エンターテインメントやゲームから教育やトレーニングに至るまで、多くの用途に利用されています。エンターテインメント業界では、VRはバーチャルコンサート、テーマパークの乗り物、ビデオゲームなど、没入感のあるインタラクティブな体験を生み出すために使用されています。教育やトレーニングの分野では、医療処置などの実世界のスキルをリスクなく実践できるシミュレーションを作成するためにVRが使用されています。

VRの主な利点の1つは、臨場感や没入感を生み出すことができることです。リアルな環境をシミュレートすることで、ユーザーをまったく別の世界に連れて行き、あたかも本当にそこにいるかのように感じさせることができます。

VRのもう一つの利点は、その汎用性の高さです。ゲームやエンターテインメントから教育やトレーニングまで、幅広い用途に利用でき、ユーザー一人ひとりのニーズに合わせてカスタマイズすることができます。そのため、さまざまな業界や用途に対応できる強力なツールとなっています。

しかし、VRにはいくつかの限界や課題もあります。主な課題のひとつは、技術のコストと複雑さであり、一部のユーザーにとってはアクセスが困難な場合があります。さらに、VRは、一部のユーザーに乗り物酔いや方向感覚の喪失を引き起こす可能性があり、特定のアプリケーションに対する有効性を制限する可能性があります。

全体として、VRは多くのアプリケーションと潜在的な利点を持つ強力な技術です。この技術が進化し、より身近なものになるにつれて、今後さらに革新的なVRの活用が期待されます。

拡張現実(AR)

AR(Augmented Reality)とは、スマートフォンやスマートグラスなどのデバイスを使って、現実世界の上にデジタル情報を重ね合わせる技術のことです。完全にシミュレートされた環境を作り出すバーチャルリアリティ(VR)とは異なり、ARは現実世界に仮想的な要素を加えることで、現実世界を強化・補完します。

AR技術は、ゲームやエンターテインメントから教育やトレーニングまで、さまざまな用途に利用されています。エンターテインメント業界では、ゲームやマーケティングキャンペーンなど、現実世界に仮想的な要素を統合したインタラクティブな体験の実現にARが活用されています。教育やトレーニングの分野では、ARは、機械の組み立てや外科手術など、実世界のスキルを練習できるシミュレーションの作成に使用されています。

ARの主な利点の一つは、文脈情報を追加することによって現実世界を強化する能力です。例えば、プレイヤーの物理的な環境をゲーム盤として使用するゲームや、製品や場所に関するリアルタイムの情報提供など、没入感のあるインタラクティブな体験を実現するために使用することができます。

ARのもう一つの利点は、そのアクセシビリティです。AR技術は、スマートフォンなどすでに広く使われているデバイスに組み込まれることが多いため、より多くのユーザーが利用しやすくなっています。これにより、これまで一部の人に限られていた情報や体験へのアクセスを民主化することができます。

しかし、ARにはいくつかの限界や課題もあります。主な課題のひとつは、ユーザーの体験に影響を与える可能性のある、技術の精度と信頼性です。さらに、ARには一定レベルの技術的リテラシーと互換性のあるデバイスへのアクセスが必要であり、一部のユーザーにとってはアクセシビリティが制限される可能性があります。

終わりに

いかがだったでしょうか。

今回は全11回にわたって慶應SFC受験生なら知っておきたい最新テクノロジーについて高校生でもできるだけ理解しやすいように解説していきました。

これを知った皆さんだけが受験に有利になるような情報をお伝えできていたら嬉しいです。

このテーマの連載は一旦ここで終了しますが、ぜひ解説するべきだという技術が出てきましたらまた記事にしてご紹介いたします。

これらの技術はあなたが日々勉強をしている最中にも刻々と進化していきますから、自分でも気になったものを調べてみることをおすすめします。

ITmediaTechChrunchなどのサイトがおすすめです。

こうした最新技術に関するリテラシーは、受験に限らずこれからの社会を生き抜く上で必須と言っても過言ではないでしょう。ですから、中高生のうちから基礎的な知識を頭に入れた上で、実際に触れるなどすることで身近に感じていってほしいと思います。

そうすることで、それが受験対策としても功を奏する日が来るのではないでしょうか。

応援しています。

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ABOUT ME
カイ
慶應義塾大学環境情報学部1年。 受験生時代に小論文のトリセツサイトにお世話になり、現役で環境情報学部・総合政策学部にW合格。受験科目は英語+小論文。 自身の受験の経験や現役慶應生であるという立場から皆さんのお役に立てる情報をお伝えしていきます!

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