こんにちは、小論文のトリセツのKazです。
全国の選抜型入試(旧AO入試)の合格者へのインタビューを通じて、総合型選抜入試への試験対策に役立てていただく企画です。
今回は、慶應義塾大学文学部の自主応募性推薦入学(2021年入学)に合格したWeiさんに、対策のポイントについて教えていただきました。
自主応募性推薦入学で慶應義塾大学文学部を志望する受験生の皆さん、ぜひじっくりお読みください。
※必ず最新の募集要項をご自身でご確認ください
この記事の目次
プロフィール
お名前(ニックネーム)
weiさん(女性)
出身高校
都内の中高一貫校(偏差値65程度)
推薦入試で合格した大学、学部名
慶應義塾大学文学部
入学年度
2021年
慶應義塾大学文学部の自主応募制推薦の入試概要
自主応募制推薦入試の選考プロセス
条件…評点4.1以上(高校1・2年+3年1学期までの平均値、学校は問わず)
書類…志望理由書・高校で頑張ったこと
・A4一枚の白紙に手書き(400〜500文字程度)で上記2テーマについて記載 ※フォーマットはこちらを参照ください
試験…①現代文(一部、英訳問題)=120分 + ②小論文=60分
①「棒線分に対して、具体的にどのような意味なのか、300文字で述べなさい」×2問+英訳問題×2問
・課題文は10数ページ(7,000文字)、もっとも多いレベルの課題文
②「科学的な進歩自体が、私たちの行動を束縛していることについて、あなたの考えを述べなさい」
面接…なし
倍率
毎年3.0倍くらい
慶應義塾大学文学部の自己推薦入試の対策
推薦入試で合格することを高校1年生の時点から考えていたため、当時から高い評点を獲得することを意識していました。
試験対策としては、試験問題の難易度が高かったため、ひたすら過去問を解きました。具体的には、推薦入試の過去問のみならず、一般入試では慶應義塾大学の文学部や法学部も取り組みました。また、京都大学の英作文と傾向が似ているので、過去問対策として京大も取り組みました。
高校2年生の段階から、慶應義塾大学の文学部以外の他学部の小論文を少しずつ解き始め(一般+推薦=10年〜15年)、高校3年になったくらいから文学部の推薦入試問題を解き始めました。
小論文の対策については、予備校の先生に書き方を教えてもらったこと以外は、ほとんど独学でした。参考書やインターネットで調べたり、自主制応募で合格した慶應義塾大学文学部の先輩からフィードバックを受けたりしました。
終わりに
慶應義塾大学文学部(2021年入学)の自己応募制推薦入試に合格された、weiさんのインタビュー、いかがでしたでしょうか?
慶應義塾大学文学部への自己応募制推薦の受験を検討している受験生の皆さま、ぜひ参考にしてみてくださいね。