こんにちは、小論文のトリセツのKazです。
全国の選抜型入試(旧AO入試)の合格者へのインタビューを通じて、総合型選抜入試への試験対策に役立てていただく企画をスタートしました。
今回は、京都産業大学経営学部(2012年入学)のAO入試で合格したひかるさんに、AO入試対策のポイントについて教えていただきました。
ぜひ京都産業大学を志望する受験生の皆さん、ぜひじっくりお読みください。
※必ず最新の募集要項をご自身でご確認ください
この記事の目次
プロフィール
お名前(ニックネーム)
ひかるさん(女性)
出身高校
兵庫県立北条高校
AO入試で合格した大学、学部名
京都産業大学経営学部
入学年度
2012年
京都産業大学のAO入試概要
AO入試の選考プロセス
志願書提出→1次面接→2次面接(20〜30名のうち、6-7人×5組=35名でグループディスカッション)→合格(10名程度)
提出書類とその概要
以下2つのテーマを、それぞれ原稿1,000文字を手書きで提出。
・高校生活で頑張ったこと
・大学でどうしていきたいのか?
自身の文化祭や部活での立ち位置、挫折経験と成功体験など、これまでの人生を振り返った自己分析とその結果を、若干盛りつつ記述しました。
また、高校の先生に添削していただき、1日で書き上げました。
1次面接の概要
大学で講義を受けて、感想を問題を回答する
- 教授が講義(90分、大学ほど難しくはない)、聞いていたら分かるような内容(経営学ではない)
テストに回答(選択式+記述)
その講義に対する作文(300文字程度)
2次面接
グループディスカッションを実施し、試験官(教授陣)が評価する
- 予め受験生はグループ分けされ、グループディスカッション(30-40分間×2回)
グループによってテーマは異なり、グループにはテーマだけ配られる
予め反対派と賛成派に分けられている
ファシリテーター(リーダー)やタイムキーパー、書記などの役割を自分たちで決めて、議論開始
3名程度の先生が議論の内容を評価し、終わり次第、議論に対しての講評を行う
京都産業大学のAO入試の感想、考察
AO入試を振り返ってみての感想、印象的なこと
私は大学受験では、京都産業大学のAO受験しか受けませんでした。
AO入試受験のきっかけは、京都産業大学のオープンキャンパスに行ったことです。その場でAO入試の説明を行っていることを聞き、受けようと思いました。
受験生へのアドバイス
試験内容の一部にグループディスカッションがあるので、どういう立ち振る舞いをして、どのようは発言をすると評価に繋がるのか、事前に理解しておいた方が良いです。
また、現在の自分の学力よりも、レベルの高い大学のAO入試を受けた方が良いと思います。学力以外の部分での評価、すなわち個性を評価してもらえるので、合格のチャンスがあります。
AO入試を受けて良かった点
入学が早く決まる点です。年内には決まっていました。選考プロセスはしんどいですが、良い経験ができたと思います。
AO入試受験のデメリット
一般入試開始の前に、大学への入学費を振り込まないといけなかったので、AO入試だけで進路を決めなければならない点は、少し躊躇しました。
終わりに
京都産業大学経営学部(2012年入学)のAO入試に合格された、ひかるさんのインタビュー、いかがでしたでしょうか?
京都産業大学経営学部へのAO受験を検討している受験生の皆さま、ぜひ参考にしてみてくださいね。