慶応SFCでの大学生活

慶應SFCでの学生生活のメリット・デメリット【現役SFC生のぶっちゃけトーク】

慶應SFCのメリット・デメリット

こんにちは。慶應義塾大学総合政策学部(SFC)1年のサカエです。

小論文のトリセツでは「いかにして(主に)SFCの小論文にアプローチするか」ということをご紹介していますが、この記事では「実際に慶應SFCに合格し、SFCに通ってみた上での感想」をみなさんにご紹介します。実際に全てを示すのは困難であるため、メリット・デメリットという形にて挙げていきます!

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慶應SFCに通って感じた、SFCのメリット

それではまずメリットの方からご紹介します。おそらく受験生の方が一番知りたいのはここではないでしょうか。それでは行きます!

1.授業が面白い

これはSFCのことを少し調べたことのある受験生であれば知っていると思います!ですが、実際に入学してみるとやはり「面白いなぁ」と感じることがしばしばあります。

例えば、「二人一組でペアを組み、ペアの相手に中古車をいかに高く売るにはどうするか?」ということを考えて、実際に演習として授業内で交渉をする授業があります。普通の大学によくある、「大きな講義室で教授がボソボソ話をして、生徒はみんな寝ていて…」という授業はSFCにはあまり無いと思います(もちろん例外はあるとは思いますが)。

他にも、音楽と脳についての研究をしている先生が、みんなの前でドラムを叩く授業(しかもめちゃくちゃ上手い)があったりします。他には3Dプリンターを使う実践的な授業等。

このように、他の大学にはないようなユニークな授業を受講できるのは、SFCに通うことによって得られる明確なメリットだと思います。ちなみに、社会人向けのセミナー(コンサルティング含む)では、ものすごい高額をチャージしている先生ばかりです笑。

2.必修科目が少ないので、時間割が比較的自由

普通の大学や慶應の本キャンの学部(法律、経済、理工等)には必修が当たり前のようにあり、必修を軸にしてそれに肉付けするように履修(授業をどう取るか)を考えていくのですが、SFCは1年生の春学期を除いて必修が無く(進級要件はありますが、急ぐ必要がない)、時間割を自由に組むことが可能です。日吉の友達(文学部)は必修の授業があるため週五日学校に行かなければいけないのですが、秋学期の僕は週2~3日程度の登校でやっていけます。

学校のことを日吉の友人や知り合いに言うと「勉強しないで大丈夫なの?」と言われますが、履修した分の授業はちゃんと受けているため、大丈夫です(笑)。

「学校ない日って、何してるの?」という質問もよくされますが、自分の場合は主に企業のインターンに時間を使っています。それ以外だと、かなり読書もしていますね。

学校に行く日を極限まで減らして自分のようにインターンに時間を使う生徒もいれば、同じく授業日は少なくして自分の研究に時間を割くSFC生もいます。反対に、週5日しっかり学校に行くSFC生ももちろんいます。

「学生が、自身の学生生活で何に重きを置くか」ということに、時間割つまり学校が対応できるのがSFCの最大のメリットだと個人的には思います。インターンをしたいならそれをすればよい、研究をしたいならそれをすればよい、というように学生自身のやりたいことを優先できるカリキュラム。

もちろん、これは主体性をもって動いているからであって、主体性を持てないと「学校で学んだことは特に無い、かといって学外で学んだことも特に無い」という最悪の状況に陥ってしまいます。そこには注意すべきでしょう。

ですが、積極的に「これをやりたい!」という学生にとっては非常に良い学校です。

3.慶應義塾大学のいち学部であること

インターネットではしばしば「SFCは慶應なのか否か」論争が起こるらしいです。実際に慶應のいち学部であるのは確かなのですが、その立地や研究内容から「SFCは慶應じゃない」とディスられることも。

これに関して個人的な感覚を述べておくと、「4年間めちゃめちゃ自由に好きなことできる、しかも学校は慶應って言える」という感じです。自分は特段慶應というブランドに固執する気はなく、むしろ前述の「やりたいことにまっすぐ向かえる」ということに魅力を感じています。

とはいえ、自分が慶應であることの恩恵を感じたことがないと言えば嘘になってしまいます。親戚からの受けはいいし、初対面の人に信頼されるのが体感少しだけ早い気がします。大学ブランドを振り回す学生になる気はないですが、SFC生も少なくとも慶應義塾大学生ではあり、それによって損はしないと思います。

慶應SFCに通って感じた、SFCのデメリット

ここまでSFCのよいところをご紹介してきましたが、ここからは僕が個人的に感じたSFCで学生生活を過ごすデメリットをご紹介します。

1.遠い

遠いです。(笑)

遠い。マジで遠いです。湘南台駅までも遠いのに、そこからバスで20分弱。

しかも、そのバスに乗るための「バス列」が存在します。これがマジで厄介。とにかく学校到着時間が読めない。「急げば1限間に合うな〜」とかいうの、SFCじゃ通用しません。「今日めっちゃ余裕持って家出れたな」って日でも、バス列に並んでバス待ってということをしていると、なんだかんだで学校につくのが授業開始10分前とかです。恐ろしい。

SFCは場所が場所ということで1限の開始時刻が普通の大学よりも遅い9:25となっていますが、それでも1限に間に合わない学生が多いです。まぁそもそも大学生自体が1限に弱いという事実はありますが..。

2.教養の欠落

これは少し真面目な話です。

大体の大学は必修とともに「一般教養」というものを受けます。大抵の学生はこの一般教養の授業を真面目に受けないのですが、それでも何回か行くと「ふーんそうなんだ」という風に、体系的な知識がつくことはないもののそれに対して「聞いたことはある」くらいの認識は持てます。

ですがSFCには一般教養の授業がないため、他の大学の生徒に比べてどうしても基本的な事柄への理解や知識が薄くなってしまいます。SFCでは主に複数の学問分野を組み合わせた「新たな学び」を開拓することに熱を入れていますが、何かを組み合わせて新たな学問をするのであれば、組み合わせる学問の基礎については一通りの教養を持つべきだとは思いませんか?それにも関わらず、SFCの学生は基礎的教養の欠落が起こっている状態のまま、発展的な授業を受けようとします。

これは僕がSFCに入学してから今までずっと感じている違和感であり、きっと卒業するまでずっと感じると思います。それぐらい、このキャンパスには「基礎」がありません

裏を返せば「自由な時間も作れるんだから、その時間にやりたいことの基礎くらい自分でやってこいよ」というメッセージなのかもしれませんが、だとしたらそのメッセージは学生に伝わっていなさすぎです。ただの大学一年生である自分が言うのもなんですが、教養があった上でさらなる新領域の勉強をしている学生はSFCにおいて稀です。本来はそんな学生が溢れているはずのキャンパスなのに。

とはいえ、この問題は正直言って「他人事」であり、置かれる環境というものへのこだわりがよほど強い人で無い限りあまり気にならないと思います。結局自分次第であり、他人の教養がいくら欠けていようが、自分が主体的に学びを行えばよいのです。

この記事を読んでくださっている受験生の方がもしSFCに合格したならば、ぜひとも自分がやりたいと思った学問分野の基礎を自分で身につけてから、本格的な学習に入ることを願っています。本当に偉そうなことを言ってしまい申し訳ありませんが、こう思っていることは確かです。

3.コミュニティが閉鎖的で独特

SFCは人が少ないです。それゆえちょっとした噂もすぐに広がる印象があります。それは誰々が付き合っていて、誰々はこの前こんなことでやらかして、という身近な話題でも同じです。人間関係の広がりというのは、大学というよりも高校をイメージしていただけるとより分かりやすいと思います。

また、SFCには独特の「ノリ」があります。それは「Twitter」。

未来型キャンパスであるからなのかは不明ですが、SFC生は基本的にTwitterで積極的に交流を図ろうとする癖があります。もちろん例外の学生は沢山いるのですが、なぜか他大学に比べると圧倒的に多いです。「Twitter見てます!◯◯(ハンドルネーム)さんですよね!」みたいな会話が聞こえてくるのがSFCです。これを読んで「うわっ..」と思った方、安心して下さい。そう思うSFC生もいます。そういう人と仲良くしましょう。多分すぐに打ち解けられると思います。

とはいえ、Twitterを使う授業は多々あり、そこで学生の意見を拾って授業での議論が活発になる等の良い効果もあるので、一概にTwitterの文化が悪いとは僕は言いません。

まとめ

ここまでSFCのメリット・デメリットを僕なりの視点でご紹介してきました。確かにデメリットはあれど、僕はSFCが好きですし、良いところだなぁとも思います。また別の記事で、もっと詳しいSFCの内部情報についてご紹介したいと思います。

それでは!

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サカエ
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慶應義塾大学総合政策学部1年生。自分の受験生時代に培った、小論文の学習方法をもれなくお伝えします!

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