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【本番で出題!】慶應SFC受験生が読むべき本 #4

【まだ間に合うSFC合格のラストチャンス!】11月開講 慶應SFC小論文の駆け込み寺 2024開講【初学者歓迎】

こんにちは。

今回は、慶應義塾大学環境情報学部・総合政策学部(慶應SFC)受験生の受験に役に立ちそうな本や人生観を広げてくれそうな本を紹介していきます。

タイトルに本番で出題!とありますが、実は僕は慶應SFCの受験直前で内容を知った本が総合政策学部の入試問題の資料として出題されました。つまり的中してしまったんですね。

受験にもしかしたら役に立つかもしれないと思った本が実際に役に立ってしまって僕自身も驚いていますが、それだけ方向性が正しかったということの証左かもしれません。

それでは、#1#2#3に続き紹介していきます。

慶應SFC小論文の駆け込み寺

慶應SFC色の強い分野系

日経テクノロジー展望2023 世界を変える100の技術

これは確か他塾でも推薦しているところがあったと記憶していますが、おすすめの本です。今回ご紹介するのは2023年版ですが、2022年版など古いものもあるため最新ではないですがそちらも併せてチェックしてみてください。

取り扱われているのは、Web3&メタバースやソフトロボット&グリーントランスフォーメーションなど、どこかで聞いたことがあるような流行りの言葉から、
知る人ぞ知る、これから来るであろう注目のテクノロジーまで
。日経の情報網を使って網羅し、まとめたのがこの本です。

ここで紹介をやめても良いのですが、それではこのサイトでわざわざ受験生向けに書く内容にしては少し乏しいので僕のこの本のおすすめの使い方を紹介しますね。

まずは本の目次を読みます。この目次を読むだけでもだいぶ最近話題のテクノロジーについての語彙力が増えると思います。
それが終わったら、頭からざっと目を通していきます。
ざっと読み終わったら、もう一度目次に戻り、気になるところや知らないところを読み深めていきます。ある種辞書的な使い方をすると良いでしょう。

さらに慶應SFCに本当に強く入学を希望されるのであれば、余力があれば次に書くことをやってみてほしいです。
それは、このテクノロジーがいかにして未来を変えるのか、具体的に想像することです。例えば、3D プリンターを例に取って考えてみましょう。

2023年現在、だんだんと家庭用3Dプリンターも普及してきて、何十万も出さずに取りあえず3Dプリンターを試してみる、といったことが可能になりました。これがもっと安価で使いやすくなったとしましょう。

そうしたら、コンビニやオフィス、大学などあらゆるところに現在のプリンターのような形で3D プリンターが設置されるかもしれません。

口で伝えたり、図に書いたりしてもわかりにくいことは「じゃあちょっと待ってプリントするから」といって簡単に実際に手で触れる形にできる未来がやってくるでしょう。また、3Dスキャナーももっと身近になれば、身の回りにあるあらゆるものが自分に最善な形にオーダーメイドできるようになるかもしれません。

これは他の技術と比較すると数年後くらいには来るかもしれない未来だと僕は考えていますが、他の、まだ成熟していない技術についてあれこれ想像することは、SFCに受かる生徒になる上でとても重要なことでしょう。

ですから、この本を読んだときに限らず、この先どうなるのかについて、できるだけ具体的にかつダイナミックに、楽しく想像を膨らませてみてほしいと思います。

STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか

この本は、タイトルにもある通りスタートアップに興味がある、立ち上げたい、キラキラした社長の舞台裏が知りたいといった人におすすめできる本です。

この本は僕が高校生の時に出版されて、当時スタートアップに非常に興味があったので手に取って読んだ本です。この本の中で紹介されている「kurashiru」は実は堀江裕介さんという方が慶應義塾大学SFC在学中に立ち上げた会社の事業です。

また、僕が大学に入学した後に気がついたのですが、この本を共著として書かれた方にSFCで教鞭を執られ、経営系の研究会を持たれている琴坂将広教授がいらっしゃいます。

そのほか、この本の執筆計画をスタートさせた方は投資家であり、本書のはじめにの部分でも

「この本でしか語られていないエピソードはたくさんある。普通のインタビューでは教えてくれないことも、筆者の投資家という立場を悪用(?)して裏話を聞き出した。起業家は誰もが魅力的で、どのエピソードも学びにあふれている。」

とあります。

読んでいて著者とスタートアップ創業者に接点があるからか、この本はネットニュースや他のビジネス本では書かれないような泥臭い部分まで書かれていると本当に感じました。

それでいて、著者の売名や承認欲求のためのビジネス本や自己啓発本とは異なり、アカデミックな色も強いです。ですから、他の、起業家の方が書かれた本よりも学術的に、成功している企業に学びたいという人にとてもおすすめできる本です。

終わりに

いかがだったでしょうか。

今回は、慶應義塾大学環境情報学部・総合政策学部(慶應SFC)受験生の受験に役に立ちそうな本や人生観を広げてくれそうな本を#1#2#3に引き続き紹介していきました。

なぜこうしたチョイスにしたのかというと、理由は様々あります。ですが、慶應SFC両学部に合格し、通っている立場として感じていて、どうしても皆さんに伝えたい、1つのことがあったからです。

それは「自分の価値観を大切にする」ということです。本の紹介の部分でも触れましたが、SFCはどの入試方式でも「あなたがなぜそれをするのか」「あなたなりの視点で」などといった問いかけが多いです。

他の誰でもない、自分が何を考えているのか、何を見ているのかを問われるのです。

ですから、あなたが何者であるかをできるだけ詳細に言語化することに役立てたり、あなたの興味をもしかしたら伸ばしたりできるのではないかという基準で、これらの本を選びました。

皆さんの受験勉強の役に立てたり、視野を広げたり、普段読まないジャンルの本への興味を掻き立てられたりしたらこんなに嬉しいことはありません。

受験勉強応援しています。

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ABOUT ME
カイ
慶應義塾大学環境情報学部1年。 受験生時代に小論文のトリセツサイトにお世話になり、現役で環境情報学部・総合政策学部にW合格。受験科目は英語+小論文。 自身の受験の経験や現役慶應生であるという立場から皆さんのお役に立てる情報をお伝えしていきます!

慶應SFC小論文の駆け込み寺